２４時間３６５日　質の高い診断画像の提供を目指します

現在、常勤の診療放射線技師７名（男性5名、女性2名）がCT検査、RI検査、レントゲン検査、カテーテル検査、ハイブリッド手術室などの放射線業務を担当しています。循環器領域においては豊富な経験と知識を活かし、質の高い検査と診断画像の提供を目指しています。夜間休日の救急対応においても1名が当直業務を行っていますので、平日と同等のクオリティで検査を行うことが可能です。また非常勤の放射線専門医3名によって画像診断を行っていますので、循環器以外の領域においても正確な画像診断が可能となっています。

CT検査の様子

RI検査の様子

当院の冠動脈CT検査

2017年に導入したキャノンメディカル社製320列ADCT（エリアディテクタCT）は心臓（冠動脈）検査に特化しており、従来のCT装置に比べ、大幅な被ばく低減、造影剤の減量、息止め時間の短縮が可能となりました。当院では月100件以上の冠動脈CT検査を行っており、専門知識を有する放射線技師^１）が検査から画像処理および読影サポートまで迅速に行い医師に診断画像を提供することで、通常1週間程度かかる検査結果も最短で当日中に患者さまにお伝えすることが可能となっています。万が一、検査で早急に治療が必要な病変が見つかった場合でも、循環器専門病院である当院なら、すみやかに入院～治療まで行う体制が整っていますのでご安心ください。

１）X線CT認定技師１名

患者さまが安心して治療を受けられるためのサポート

全国でもトップレベルに位置する当院のカテーテル治療、不整脈治療においては医師の診断や治療のサポートを行い、患者さまが安心して検査を受けられるよう努力しています。また、ハイブリッド手術室で行われるEVAR（ステントグラフト内挿術）やTAVI（経カテーテル的大動脈弁留置術）などの様々な低侵襲治療を積極的に行っています。これらの治療に不可欠なCT計測画像の提供や、治療目的に合わせ撮影パラメータを変更するなど、患者様の被ばく低減と高画質の両立を目指し業務を行なっています。今後も患者さまが安心して検査を受けられる環境づくりを目指し、治療のサポートをしていきたいと考えています。