治療法には、どんなものがあるのですか?
虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)に対する治療には大きくわけて三つの柱
があります。
再生・遺伝子治療あるいは人工臓器による代替医療は、近年一部の疾患にて臨床応用も行われるようになり、虚血性心疾患でも今後の発展に期待のもてる治療法ですが、現時点ではこの三つの治療法が中心です。
カテーテルによる治療 (経皮的冠動脈形成術:PCI)および手術療法(冠動脈バイパス術)は、薬物療法だけでは不十分な場合に施行されます。共に近年技術的進歩が著しい分野です。
冠動脈バイパス術 (coronary artery bypass grafting : CABG)は、虚血性心疾患に対する手術治療の代表的なものです。手術が必要となる場合(手術適応)としては
三枝病変、左主幹部病変でない場合でも、内科医によりカテーテル治療が不可能・不向きと判断した場合などが挙げられます。特に左主幹部に高度の狭窄がある場合は、突然死の可能性があり危険で早めの手術が勧められます。しかし、最近ではカテーテル技術の進歩、および道具の進化に伴い、以前は手術適応と考えられたケースもカテーテルによる治療が可能となっております。
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