手術の準備は、どんなことをするのですか?
手術が決まると、手術前の検査(または再評価)をおこないます。心臓そのものの評価に必要な検査(多くが既に内科の方で行われています)としては、
冠動脈の状態を知るために最も重要な検査です。通常は、手術日の3~6ヶ月以内の検査であることが大切です。
放射性同位元素を用いた検査で、心筋梗塞を生じた部位(=壊死した心筋)を判別するために用いたりします。
手術を行うに当たって必要な全身検索・合併症のチェックも行います。
などです。
必要な場合は、専門医(脳神経、消化器、呼吸器、内分泌など)に評価していただくこともあります。以上のような検査は、外来で、あるいは入院後に行われます。
入院後は呼吸訓練が始まり、担当医や看護師から検査や手術に関する説明が適宜なされます。検査結果が集まり手術が近づいたところで、外科医からご家族・ご友人を交えて手術についての詳しい説明も行われます。最終的な診断名、(内科的治療も含んだ種々の)治療方法、手術術式、手術の危険性、手術における合併症、予測される手術後の経過などです。手術中の判断で術式の変更・追加をすることがありますので、ご了承ください。
疑問点があれば、遠慮なくご質問ください。また、『身体障害者』や『更正医療』などの手続きをご希望の方は、早めにされておくことをお奨めいたします。
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