手術の危険性はどれくらいですか?
冠動脈バイパス術の生命に対する危険率は、カテーテルによる治療が行われるようになってから変わってきています。手術適応の項目 (治療法について を参照してください)にも書きましたように、カテーテルによる治療が多くの患者さんに対し行われるようになってきて、合併症の多い患者さんがCABGを受ける比率が高くなってきました。
日本の冠動脈バイパス術の手術死亡率(死に至る可能性)は、0.8~1.46%と言われています。しかし、全ての患者さんに『危険性はゼロです』ということはもちろん不可能です。冠動脈バイパス術に限らず、心臓手術の危険性には、心臓の状態は勿論、患者さんの年齢や手術前から持っている術前合併症(余病)によっても変わります。
この生命に対する危険率は、個々の患者さんに総合的な判断が必要ですので、手術前には詳しく説明いたします。
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