脈が遅いと言われましたが、どのような不整脈でしょうか?
一般的には正常安静時一分間の心拍数は50~80/分の範囲です。治療の対象となるのは脈が遅いため脳への血流が悪くなり、めまい、疲労感および失神などを症状とする洞機能不全症候群。さらに、同様の症状に加えて突然死も考えなくてはいけない房室ブロックが治療の対象になります。洞機能不全症候群や房室ブロックは徐脈性不整脈といわれます。
もし上記症状があり、そのような病気と診断されたら治療が必要になります。症状がありながらもなかなか診断がつかない場合もあります。そのような時は24時間心電図(ホルター心電図)で症状に一致して、長い心停止、房室ブロックが見られれば診断がつきます。ただしなかなかそのような心電図が記録できない場合もあります。そのようなときには入院をして電気生理学的検査(EPS:Electro Physiological Study)で診断します。
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