心不全とはどういう病気ですか？

疾患と治療に関するQ&A

心不全とはどういう病気ですか？

何らかの原因で心臓のポンプ機能が低下すると、血液がいろいろなところに渋滞を起こします。その結果さまざまな症状を引き起こします。そういった状態のことを心不全と言います。心臓のポンプ機能が低下する心臓病としては次のようなものがあげられます。

心臓弁膜症、心筋梗塞、拡張型心筋症、肥大型心筋症、高血圧性心疾患、糖尿病性心筋症、アルコール性心筋症、心筋炎後など

ただ、心臓のポンプ機能が弱っているからといって必ずしも心不全の症状を起こすわけではありません！余力の少ない心臓に下記のようないろいろなきっかけがあると、血液の渋滞を引き起こします。

風邪、過労、お酒の飲みすぎ、塩分の取りすぎ、極度の睡眠不足、ストレス、コントロールされていない高血圧、薬の飲み忘れ、通院の中断など

増悪を繰り返すほど、心臓へのダメージが大きくなります！心不全と一度診断された方は、上記のような誘因を避け、ご自分で体調管理をしていくことがとても大切です。そうすることで、心不全を繰り返すことを防いで、心臓をより良く保っていくことが可能になります。

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