キャリアアップ支援のご紹介
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外部資格取得奨励制度
外部資格取得奨励制度により、資格や検定等へのチャレンジを応援しております。
資格取得例
- ACLS・ICLSインストラクター
- 呼吸療法士
- 心臓リハビリテーション指導士
- インターベンションエキスパートナース
- 心不全療養指導士
- 心電図検定
- 集中治療認証看護師
- 臨床輸血認定看護師
- CDR認定
- 植え込み型心臓不整脈デバイス認定士
- JHRS認定心電図専門士
- 初任者研修(看護助手)
- 実務者研修(看護助手)
キャリアアップ支援事例
現在実施しているキャリアップ支援事例を紹介します。
ICUリーダー看護師の育成
ICUでは配属後2年を目安に、リーダー体験学習の機会を設けています。
循環器のICUでリーダーを行うことにプレッシャーを感じてしまう看護師も少なくはありません。まずはリーダーを体験する事でイメージ化を図ります。体験後は、多くの看護師が思考・行動の変容がでてきますので、その効果を確認し、リーダー業務の本格的な導入へステップアップをします。体験学習後は3段階のステップがあり、本人の負担や不安の軽減に努め段階的に進められるよう支援し、約半年をかけてリーダー看護師の育成をしています。2年でリーダーの導入は早いと感じるかもしれませんが、先輩・後輩のコミュニケーションの場も増え、お互いを知り合うきっかけとなっています。また、主体性も育まれると信じています。“チーム全員がリーダー”のICUを目指しています。
看護助手のキャリアアップ応援
看護助手に仕事のやりがいを尋ねました。「患者さんに頼りにされること」「名前を覚えてもらえたこと」「感謝されること」等、患者さんと接する機会があるからこそ得られていることが分かります。看護師と看護助手が協働で日常生活援助において患者さんに寄り添えることは、患者さんにとって安心・安楽な療養生活環境の提供と、働くスタッフの職務満足度向上につながります。
看護助手にも教育の機会を広げ、安心して安全な介助提供に自信をもてる環境を整えたい、やりがいを持ち続けて成長してもらいたい、看護師と共に患者さんが元気になる姿を見守り喜びを分かち合いたい、そんな気持ちからキャリアアップできるよう応援しています。
2名の看護助手が「初任者研修」を修了しました。
心に残った講義は「ターミナルケア」です。
今まで余命宣告を受けた方にお手伝いできる事は私には無いと思っていましたが、講義を聞いて私にもできることがあるのだと知りました。例えば、患者さんが食事はとれないけど「家族みんなと鍋を食べたい」と希望があれば、家族との団欒の雰囲気だけでもかなえてあげられるのではないかと思ったことです。そこで、会話の中で不安を汲み取り、提案力を鍛えていくことで、残りの余命を少しでも心穏やかに過ごせるよう寄り添っていきたいと思いました。
今までの介助方法が患者さんの事を思ったものではなかったなと痛感しました。
実技研修で学んだ、自分の体を守るために必要なボディメカニズムの活用や、移動移乗の時の患者さんの残存機能を利用した介助方法を考えながら、今後に活かしていきたいです。
認知症や高齢者の患者さんと関わることが多くなってきて、不安に思うことが多かったのですが、今回の初任者研修で認知症や老化、看護の基本知識を学ぶことができて不安なく行える自信がつきました。
生活支援技術の勉強では、体位変換や排泄介助などの実技講習を通し、患者さんが安心して身体介助を私たちに任せられるのか、また私たちがどのようにしたら体に負担かけずにできるのか考えることができました。
これからの看護補助者の業務拡大に向けて役立っていく内容だと思うので、業務で実践していけるようにしたいです。