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看護部長からのあいさつ
看護部は、以下理念を掲げ「いつもやさしく、いつもあたたかく患者さんは自分の身内と思って、
すみずみまでもわが家のように」という気持ちを大切に、日々看護に努めております。
今後も、共感と思いやりのこころで看護ができるような職場環境づくりや成長支援を行ってまいります。
患者さんおよびそのご家族に一層「寄り添った看護」を、そして地域の皆さまからいちばん「選ばれる病院」
を一緒に創り上げていきましょう。
看護部長 対馬 圭子
philosophy理念
専門職にふさわしい共感と思いやりのこころをもち、患者さんに一番近い存在として、お一人おひとりを尊重した看護を実践します。
Policy方針
- 患者さんとご家族の意思を尊重し、よりよいパートナーシップを築きます。
- 患者さん個々に安全・安楽な療養環境を整え、患者さんのニーズを判断し、科学的な看護を実践します。
- 循環器看護の質向上のため、自己研鑽に取り組むとともに後輩を育成します。
- 自己の看護観に基づいて主体的な看護を実践します。
- 看護を通じて人間的成長を遂げます。
- 部門内および他部門との協働を深め、チーム医療の充実に最善を尽くします。
各師長
心臓血管研究所付属病院看護部の特色
- 01
入職者への手厚い支援
循環器が好き、循環器は苦手なので克服したいと思って入職いただいた看護師ができるだけストレスが少なく現場に適応し成長いただくことを目指しています。そのため、循環器経験がある人もない人もチューター 制を導入しています(先輩による約3か月の指導)。新しい職場でのカルチャーショック、各々の病院が持つ独自文化や暗黙のルール等、最初は慣れるのにご苦労があると思いますが、チューターおよび師長による積極的な対話や適切なサポート等を実践しています(入職1ヶ月は毎週末に入職者・指導者にヒアリング・現状把握等)。加えて、看護部長は各師長やチューティー会での様子などを把握し、必要時に面談を通じてご本人のキャリア形成や自己成長等のサポートも実践しています。
- 02
学ぶ機会・場の充実
看護部教育委員会主催の勉強会、医療安全管理室主催の勉強会が月に1回、院内にて日本救急医学会認定のBLS、ICLS認定研修があります。心電図室のベテラン臨床検査技師による心電図の勉強会が月に1回、医師によるリサーチカンファランスが月に2回等、学ぶ機会・場が充実しています。
- 03
心不全プロジェクトの活動
医師・看護師(病棟、外来、リハ室)薬剤師・栄養士・理学療法士で毎週カンファランスを実施しています。
カンファランスでは、ACPを取り入れながら患者さんの思いや生活背景等を共有し、退院指導内容の共有、訪問診療・看護・社会福祉サービスの利用の必要性、メンテナンス入院・フォローアップ入院の有無等の検討を実施しています。また外来では、カンファランスで共有した情報を踏まえ、退院後に電話での体調確認や外来通院時のセルフ管理状況の確認・指導、訪問看護や入所施設との情報共有等も行い、地域とも連携を図りながら病状の悪化・再入院の予防に努めています。地域の医療機関も交えて症例検討会も年に1-2回行っています。
個々にどこまで指導するか、どこが重要ポイントなのか、患者さんの受け止めはどうなのか、院内・地域との連携の充実化等、多くの課題がありますがとてもやりがいのある活動です。
- 04
リハビリテーション看護の充実
リハビリテーション室に専従の看護師を配置する等リハビリテーション看護の充実を図っています。リハビリ室では開心術後の患者さんや心筋梗塞の患者さんが多く、なかには重症心不全の患者さんや高齢の患者さん等もいらっしゃるため、病棟以上に患者さんの個別性に合わせたプランの提示や対応が求められます。また、リハビリは1回で効果が出るものではなく継続していくことで効果が出るため、患者さんのモチベーションを保つのも大きな役割の一つです。加えて、外来看護師・病棟看護師の連携の必要性も高くコミュニケーション能力も必要となります。新入職者の見学も受け入れていますので勉強の機会になると思います。
看護部組織・概要
看護体制 | チームナーシング |
---|---|
看護職員数 | 100名(看護師88名、看護助手8名、クラーク4名) |
勤務体制 | 変則2交代制 |
配属状況
病床数(床) | 看護師(名) | 届出施設基準 | |
---|---|---|---|
3階病棟 | 37 | 19 | 急性期一般入院料1 |
4階病棟 | 31 | 23 | 急性期一般入院料1 |
ICU | 6 | 19 | 特定集中治療室管理料3 |
手術室・カテ室 | 手術室2室 カテ室2室 |
10 | - |
外来看護室 | - | 8 | - |
※令和6年1月1日現在