スタッフ医の横顔
在國寺 健太(心臓血管外科部長)
<出身地>
福岡県
<趣味>
将棋(最近息子の影響で始めました)
<自己紹介・メッセージ>
私は2006年に宮崎大学を卒業後、福岡で4年間の初期研修を受けました。2010年から榊原記念病院で3年間、心臓外科医としての基盤を築きました。その後、名古屋の数か所で国内の著名な先生方に師事し、特に弁形成術や低侵襲心臓手術(MICS手術)を学びました。2019年より榊原記念病院に戻り、2024年3月まで年間約200件の開心術を担当しました。MICS手術から他院で「対応が難しい」と言われた再手術や重症例、緊急症例まで幅広く経験しました。新しい心臓外科チームで良い治療を続けるとともに、今後は経験を伝える役割も果たしていきたいと思っています。
プライベートではふたりの子どもの父親です。仕事中心のわがままを許してもらいつつも、息子の将棋やかわいい娘の成長を楽しみにしています。
さて、心臓血管外科領域では、近年、様々なデバイスや治療法が開発され、より低侵襲かつ効果的な治療が可能になりました。しかし、その一方で、治療の選択肢が増えたことにより、患者さんやご家族は選択に悩みます。
私たちは治療選択を、「自分の親や兄弟だったら」「目先だけでなく20年、30年先」を考えながら、患者さんに寄り添ってわかりやすく説明し、治療を選択することを重視しています。再手術やハイリスクで手術ができないと言われた患者さんに対しても、チーム全体の力を結集し、最後の砦となりえる循環器専門施設だと自負しています。当院は各地からのアクセスは良好で、近隣のみならず遠方からのご紹介や転院搬送も数多く受けております。お気軽にお問い合わせください。
私はこれまで多くの有名施設で経験を積んできました。今後はこの経験を次世代の医療関係者に伝えることも重要な使命だと考えています。若手の先生方や医療関係者の皆さまの見学も歓迎していますので、ぜひ一度いらしてください。これまでの心臓手術のイメージが変わることをお約束します。
宮本 陽介(心臓血管外科医長)
<出身地>
三重県
<趣味>
サッカー、スノーボード、釣り、筋トレ、銭湯めぐり
<自己紹介・メッセージ等>
私は2012年に岡山大学を卒業しました。在学中は医学の勉強だけでなく、サッカーやスノーボードなどのスポーツにうちこみ、M-1グランプリ出場や東南アジア・南米を渡り歩き異文化交流に励んだりと様々な経験をしてきました。卒業後は岡山、広島、愛媛、高知、愛知と多くの心臓血管外科施設で研鑽を積ませていただきました。その中で、多くの仲間と出会い助けられ、また多くの患者様やそのご家族と出会い一緒に病気を乗り越える中でこれまで多くの感動と喜びを共有させていただきました。これらの経験がいまの自分の原動力と自負しております。
病気は患者様一人一人異なるため様々な選択肢が必要となります。これまでに大動脈弁・僧帽弁・三尖弁の各種弁形成術、心臓自体の形態を整える心室・心房の形成術、心拍動下・心停止下でのバイパス術、カテーテルでの弁置換術や大動脈手術、胸腔鏡を用いた左心耳切除術、低侵襲小切開でのバイパス術、再手術や緊急手術など多くの手術を独立して行えるような訓練を終え、これらの経験や成績を国内外の多くの学会で報告してきました。そういった経験をもとに幅広い選択肢の中から最適な手術法を一緒に考え提供させていただくことで現在では多くの患者様に喜んでいただいております。
また、手術方法だけでなくお薬の内容や生活習慣の注意点なども一緒になって考えさせていただきます。これまでの経験の中でほとんどの患者様が仕事や家事、さらに年齢やその他の病気などによる多くの不安をかかえておられます。治療の最終目標は病気を治療することでそういった不安を取り除き安心した生活を送っていただくことだと考えております。
<メディア報道等>
・「心臓外科医の手術技術決勝へ」山陽新聞で紹介されました。
・日本アビオメッド社制作のドキュメンタリーに出演しました。
佐々木 花恵(心臓血管外科副医長)
<出身地>
岩手県
<趣味>
寺社仏閣めぐり、水族館に行くこと
<自己紹介・メッセージ等>
私は2018年に弘前大学を卒業し、青森県や茨城県の心臓血管外科施設で修練を積んでまいりました。まだ修行中の身ですが、よりよい医療を提供できるよう日々努めています。
心臓の病気は誰にとっても不安なものです。皆さまが安心して治療を受けていただけるよう全力でサポートいたします。どんな小さな疑問や不安でも、お気軽にご相談ください。