理念・方針・あいさつ

理念

 臨床医学に立脚した研究を推進し、最良の医療を提供します。

基本方針

 臨床に直結する多くの研究成果を継続的に社会に発信します。
 臨床医学の発展に積極的に貢献します。

設立趣旨

 当研究所は、第一生命保険株式会社が国民死亡の首位を占める循環器疾患に対する専門研究機関がわが国に欠けていることを痛感し、率先し社会のためにその設立を志し、昭和34年5月財団法人として発足したものです。

 当研究所の使命は、
  1. “循環器疾患に関する研究を通してわが国の医療レベル向上に貢献すること”
  2. “循環器疾患の治療を担う高質の医療スタッフを養成すること”
  3. “循環器疾患に対する質の高い専門医療を提供すること” です。

 昭和37年8月、港区赤坂に臨床の場として付属病院を開設し、専門的な診療を開始するとともに循環器疾患についての研究を多角化しました。更に著しい医療需要の拡大と止まるところを知らない医学の進歩に対応するため、昭和54年4月港区六本木に多数の新しい研究検査機器類を備えた新棟を建築し、心臓外科を導入するなど高度な研究診療体制の整備に努め、継続的に研究成果を世の中に発信しています。

 当研究所の循環器研究は次の4つの要素によって構成されています。
  1. 本邦における循環器疾患に特化した多施設共同研究拠点の提供
  2. 現在の医療課題を同定するShinken Database
  3. 本邦の新しい医療向上のための臨床試験・治験の推進
  4. 医療課題に対して新しい解釈や解決策を提示するための基礎研究

 一層の病院機能の充実を図るとともに、更にレベルアップした研究成果を世に送り出すことで本邦の医療の発展に広く貢献するため、平成23年2月港区西麻布へ新築移転しました。 今回の“移転”を機に、新たな気持ちで本邦の循環器医療研究の進歩に一層貢献していく所存です。

所長あいさつ

公益財団法人 心臓血管研究所 所長 山下武志

 公益財団法人心臓血管研究所は、昭和34年に循環器系疾患の研究機関として設立されました。循環器疾患に関する「診療」、「教育」、「研究」の3本柱を使命とし、その集大成としてこの付属病院を高いレベルで運営・維持することに注力してきました。この付属病院の運営に加えて、約50年間にわたり循環器診療に関わる医療関係者の育成を継続し、高いレベルの循環器診療が全国に広がることに貢献しています。心臓血管研究所は、このように継続的に発展する「診療」と「教育」の基盤が、循環器医療をさらに改善したいという願いから生まれる「研究」にあると考えています。心臓血管研究所は、このビジョンを実現するため、循環器診療に関わる世界レベルの研究成果を継続的に発信し続けています。